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ビットコインキャッシュ、ハードフォーク完了するもソフトウェアのバグにより一時不安定化

バージョンアップにより対応済み。安定化に向かう

(Image: Shutterstock.com)

 Bitcoin Cash(BCH)は5月15日21時、ハードフォークを実施した。ハードフォークの実施直後、複数のブロックにわたってトランザクションが正しく処理されないなど、一時的にネットワークが不安定な状態に陥っていた。原因はノード運用ソフトウェアBitcoin ABCのバージョン0.19.5以前に含まれるバグと見られている。ハードフォーク後に新しくリリースされたバージョン0.19.6においてバグは取り除かれ、ネットワークは安定化に向かっている。

 21時20分頃のハードフォーク実施後、トランザクションが正常に格納されていないブロックの生成が散発的に発生し、24時頃までトランザクションが詰まった状態となった。

第582680ブロックにおけるハードフォーク前後のブロック生成状況。ハードフォークから約3時間にわたってブロック内のトランザクション数が異常に少ない状態が続いた(BLOCKCHAIRより引用)

 Bitcoin Cashのネットワーク状況について、海外の仮想通貨交換所BitMEXのリサーチ部門がTwitter上で分析を行っている。同社によると、今回のハードフォーク以前からあると思われるバグによって、空のブロックが生じていたという。


 該当のバグはBitcoin ABCの開発者らによってすでに修正され、クライアントは0.19.6へ更新。21時40分頃検証を終え、翌5時頃リリースされた。ネットワークは現在安定化に向かっている。朝方からブロックあたりのトランザクション数が1000を越えるブロックが頻繁に見られるようになり、スケーラビリティ改善の一端が垣間見える。

 今回のBCHネットワークの不安定化を受け、国内の仮想通貨交換所では、ハードフォーク時も入出金継続を表明していたbitbankがBCHの入出金を停止した。Coincheckはハードフォーク後BCHの入出金を再開していたが、16日0時頃再びBCHの入出金を停止。同日15時頃に再開している。