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東京大学、ブロックチェーンの国際協力への応用を議論するセミナーを5月29日開催

国連機関UNOPSの山本特別顧問らが登壇。講義は一般向けに無料公開

(Image: Shutterstock.com)

 東京大学は5月15日、第255回HSPセミナーの開催を発表した。テーマは「国連におけるブロックチェーンの可能性——非中央集権型国際協力?」とされ、国連プロジェクトサービス機関(UNOPS)でブロックチェーン技術特別顧問を務める山本芳幸氏が講師として登壇する。講義は一般公開され、参加費は無料となる。5月29日17時より東京大学駒場キャンパスで開催予定とのこと。

 東京大学 大学院総合文化研究科は修士課程「人間の安全保障」プログラム(HSP)を開講している。同プログラムはHSPセミナーとして、政治・法律・災害支援・紛争・テクノロジーなど、さまざまな観点から人間の安全保障について検討する講義を一般向けに開催する。今回開催するセミナーはその第255回目の講義となる。

 第255回HSPセミナーはブロックチェーンをテーマに、主権国家体制の限界を超えた、非中央集権型国際協力とネットワーク・ガバナンスの可能性について議論するとのこと。講師の山本氏の他、鎗目雅氏(香港科技大学)がコメンテーターを、佐藤安信氏(東京大学教授)が司会を務める。セミナーは日本語・英語で行うとされている。