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イーサリアム活用の新作カードゲーム「コントラクトサーヴァント」8月8日12時よりオープンβテスト開始

1週間のβ期間中はカードを無料開放。ランキングイベントも実施

アクセルマークは8月8日12時より、新作ブロックチェーンゲーム「コントラクトサーヴァント」のオープンβテストを実施する。14日11時59分まで実施し、誰でも参加可能だ。期間中は本来有料のカードも無料開放されるが、テスト終了後にプレイデータは削除される。ゲームはWebブラウザ上で動作し、利用にはMetaMaskを導入したGoogle Chromeなど、Web3対応のブラウザが必要となる。広い画面領域を必要するため、PCでの利用が推奨されている。

「コントラクトサーヴァント」は1対1の自動戦闘で勝敗を決める対戦型カードゲーム。プレイヤーはカード8枚を5x3マスの盤面に配置し、デッキを構築する。対戦相手のカード配置を予測して自軍の攻撃範囲を重ねるなど、戦略的要素の検討が必要となる。カードは攻撃役や回復役といった役割を持ち、それぞれ攻撃力や防御力をはじめとした16もの要素で構成されている。

対戦画面のイメージ図(コントラクトサーヴァント 公式サイトより引用)

「コントラクトサーヴァント」で用いるカードはEthereumのスマートコントラクト規格の1つ、ERC-721を利用したトークンである。トークンそれぞれに固有の性質や希少性を持つことが可能であり、同じカードでも性能にわずかな違いが生じる。たとえば500円でカードを1枚購入したとして、そのカードが最高の個体値を持っていたら、より高い値段で他のプレイヤーへ売ることも可能だ。

オープンβテストでは、戦績に応じて限定カードが賞品となるランキングイベントを開催する。また、対戦の様子を録画し、Twitterに動画を投稿したユーザーに仮想通貨Ethereum(ETH)をプレゼントするキャンペーンも開催する。投稿者の中から抽選で30名に0.1ETH(2400円相当)を送るほか、運営チームの判断によりテーマごとの優秀作品には0.3ETH(7300円相当)が送られる。

近年広く普及したデジタルカードゲームは、その多くが順繰りにカードを場に出していくプレイの楽しさに重きを置いたものである。その観点からすると、本作は一線を画したゲーム性を持つ。一般的な対戦型カードゲームというよりもシミュレーション寄りの作品であり、ゲームの楽しみ方としては、部分的には麻雀に近いものになるだろう。