仮想通貨(暗号資産)ニュース

SBI、地域通貨「常若通貨」を発行。福岡県宗像市で期間限定

QRコード決済による地域経済の活性化を推進

(Image: Shutterstock.com)

SBIホールディングスは8月20日、SBIグループの投資先であるOrb社が開発支援した福岡県宗像市における地域通貨「常若通貨(とこわかつうか)」を8月23日より提供開始することを発表した。常若通貨は筑邦銀行が発行する地域通貨で、九州電力が提供するシステム基盤を利用したブロックチェーン技術を用いたQRコード決済を採用している。

「常若通貨」は、8月23日から3日間開催される第6回宗像国際環境100人会議の来場者や、宗像市への市内外からの来訪者を対象に、8月23日から31日までの9日間のみ使用できる期間限定の地域通貨となる。市内の飲食店や観光スポットにて、QRコードを用いたキャッシュレス決済として利用可能だ。

利用者は、23日から登録開始になる特設サイトにてアカウントを作成することで「常若通貨」を入手できる。先着500名に無料で1000コインがプレゼントされるなど、キャンペーン・サービス詳細が、ホームページにて告知される予定になっている。

同社は、これまでもQRコード決済にて決済できる仕組みを提供するなど、キャッシュレス決済を通じて域内経済活性化および持続可能な街づくりに取り組んできた。今後も各企業と連携し、ブロックチェーン技術の活用による地方創生に取り組んでいく。