仮想通貨(暗号資産)ニュース
Facbook仮想通貨リブラの運営団体、バグ情報収集を目的とした報酬プログラムを開始
最大1万米ドルの報奨金
2019年8月28日 12:36
Facbookの仮想通貨「Libra(リブラ)」を開発・管理・運営するLibra Association(リブラ協会)は8月27日、現在テストネットとして公開中のLibra Coreのバグバウンティプログラム(報酬プログラム)の開始を発表した。広く一般に向けて、バグに関するフィードバックの収集を目的とした報酬プログラムを開始。参加者は、最も重大な問題を発見した場合、最大で1万米ドルの報奨金を受け取ることができる。
リブラ協会は6月18日より、すでにブロックチェーンの専門知識を持つ50人の研究者に向けてベータバグバウンティプログラムに取り組んでいる。今回は広く一般に向けた報酬プログラムを開始した。フィードバックの収集を加速し拡大していくのが狙いになる。報酬プログラムにより、実際の通貨が流通する前に、Libraブロックチェーンがテストネットにて稼働している間に問題を発見できるよう開発を進めていく。
報酬プログラムによる報酬金額は、1万ドルを上限に5000ドル、1500ドル、500ドルと、バグの重要度別に段階的に設定している。なお、Libra Blockchainの詳細については、国際的なバグバウンティプラットフォーム「HackerOne」にて公開している。