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野村、ブロックチェーン活用の有価証券などの取引基盤の開発・提供を行う新会社設立

野村HDと野村総研が合弁会社ブーストリー設立、新しい金融事業に取り組む

(Image: Shutterstock.com)

野村ホールディングス(野村HD)と野村総合研究所(NRI)は9月2日、合弁会社BOOSTRY(ブーストリー)を設立した。新会社は、ブロックチェーン技術を活用した有価証券などいわゆるセキュリティートークンの権利を交換する基盤の開発・提供を行う。

両社は新会社設立にあたり、野村HDおよびNRIからファイナンス、法律、ブロックチェーン技術などの知見を持つ人材を集め、新事業として、起業家や法人などが有価証券やその他の権利を発行・流通するための基盤を構築する事業に取り組んでいく。

両社はこれまで、株式関連情報の管理におけるブロックチェーン技術の活用可能性の共同検証を2015年に実施したほか(参考記事)、新たな技術を活用した事業開発、新ビジネスの創出に挑戦してきた。ブーストリーでは、これまで両社が蓄積してきた知見を活かしつつ、新しい金融のあり方を実現していくという。