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IBMブロックチェーン、Red Hat OpenShiftに対応

ステラーとの国際送金ネットワーク共同開発の継続も明らかに

(Image: Laborant / Shutterstock.com)

IBMは9月24日、Hyperledger Fabricを活用したブロックチェーンサービス「IBM Blockchain Platform」のアップデートを発表した。最新版では、Red Hatのクバネテス(Kubernetes)プラットフォーム「Red Hat OpenShift」のデプロイに対応するという。

別のプロジェクトとして、IBMはStellar(ステラー)のブロックチェーン技術を活用した銀行間の国際送金ネットワーク「IBM Blockchain World Wire」(BWW)を開発している。今回の発表に際して、Twitter上でユーザーから同プロジェクトに関する質問があった。BWWのマーケティング責任者であるモリー・マーティン(Mollie Martin)氏がコメントし、Stellarとの共同開発が継続していることを明らかにした。

IBMの国際送金ネットワークBWWは、Stellarのブロックチェーン技術を活用して開発が進められている。44行の銀行と提携し、米ドルやユーロをはじめとした47の通貨に対応する。72か国でリアルタイム送金を実現する予定だ。異なる通貨間の決済では、仲介通貨として米ドルなどを用いるが、Stellarの仮想通貨XLMも選択肢の1つになるという。