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富士通、企業間連携の実証実験にブロックチェーン基盤を提供

大阪商工会議所主催、日立造船ら参加のビジネスマッチング実験

富士通は10月2日、大阪商工会議所が同日より実施する実証実験について、支援を行うことを発表した。実験では、SDGs関連の技術やノウハウ、ビジネスを複数社が登録し、企業間でのビジネスマッチングが実現するかを検証する。そのプラットフォームとして、富士通が開発するデータ流通基盤「Virtuora DX」を活用するという。

同実験は、大阪商工会議所が主催し、コニカミノルタ、日本工営、日立造船、富士通、早稲田大学オープンイノベーション戦略研究機構が幹事として関わる。また、大阪工業大学のオープンイノベーション拠点Xportも協力するとのこと。

富士通が開発するVirtuora DXは、一種のコンソーシアム型ブロックチェーン。データの共有範囲を限定しながら、必要なデータだけを企業間で交換することができる。今回の実験では、企業・団体間での技術やノウハウ、ビジネス事例の流通・利活用促進という場面で、同基盤の有効性を検証するという。