仮想通貨(暗号資産)ニュース

ユニセフ、仮想通貨基金を設立。BTC・ETHの寄付を受け入れ

受け取った寄付金を仮想通貨のまま保管・児童援助に活用

(Image: Lucky Team Studio / Shutterstock.com)

ユニセフ(国連児童機関)は10月9日、ユニセフ仮想通貨基金(UNICEF Cryptocurrency Fund)の設立を発表した。ユニセフは同基金を通じて、仮想通貨による寄付の受け入れと預かり、受け取った仮想通貨を助成金などの支払いに利用できるようになる。国連組織が仮想通貨による寄付を受け入れ、仮想通貨を利用して援助活動を行うのは、今回が初めての試みとのこと。BitcoinおよびEthereumに対応する。

イーサリアム財団がユニセフ仮想通貨基金への最初の寄付を行った。仏ユニセフを通じた財団からの寄付は、ユニセフイノベーション基金の助成金や、GIGAイニシアチブが展開する世界中の学校にインターネット環境を構築するプロジェクトに割り当てられるという。

仮想通貨によるユニセフへの寄付は、前述のフランスのほか、米国、オーストラリア、ニュージーランドの各現地法人を通じて行えるとのこと。