Operaのウォレット機能にビットコインとトロンを追加

3種類の仮想通貨ウォレットを内蔵する最新版Opera、画像はリリースより引用（以下同）

ノルウェーのOpera Software ASAは10月22日、Android用Webブラウザ最新版「Opera for Android 54」をリリースし、仮想通貨Bitcoin（ビットコイン）ウォレット機能を追加した。従来のEthereumウォレット機能およびEthereumのDAppsコンテンツ対応に加えて、新たにBitcoinウォレット機能を内蔵をする。

Web 3.0に対応するOpera for Android 54は、新たにBitcoinおよび仮想通貨TRON（トロン）ウォレットをサポートする。拡張機能不用でブラウザよりBitcoinやTRONを直接送受金することができる。また、TRON DAppsにも対応をする。

最新版はダークモード、ライトモードにも対応

Operaは2019年6月に、iOS版ブラウザ「Opera Touch」がWeb 3.0への対応を開始し、PC版（Mac、Win、Linux）ブラウザおよびAndroid版ブラウザと共にすべての主要プラットフォームでWeb 3.0への対応を実現した。Andorid版とiOS版では、ブラウザのみでEthereumの送受金、DAppsに対応をしていた。今回のバージョンアップでは、他のプラットフォームに先駆けて、Android版がBitcoinおよびTRONに対応する形となった。