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博報堂、ブロックチェーン利用の社会貢献促進アプリをリリース

社会にプラスなサービス利用でポイント。美術館の入場券等に交換可能

スマホアプリ「GiverCoinApps」のイメージ

博報堂は11月14日、社会貢献活動の推進を主眼としたサービス「GiverCoin」(ギバーコイン)を発表した。スマートフォンアプリとして提供される同サービスは、社会貢献的なサービスの利用に応じて、アプリ内ウォレットにポイントを付与する。集めたポイントは、企業やNPO(非営利団体)主催のチャリティイベントや美術館などの入場券と交換できる。

ギバーコインはブロックチェーン技術を活用しており、博報堂の開発部門である博報堂ブロックチェーン・イニシアティブと、トークンポケット、ズィープロダクションが共同開発している。スマホアプリ「GiverCoinApps」は、Android向けにPlayストアを通じて提供中だ。iOS向けには11月下旬に提供予定とのこと。

同サービスは、ギバーコインというポイントを報酬として用意することで、利用者の社会貢献への協力を促進する。また、ポイントの利用先を企業やNPOのイベントとすることで、社会貢献に積極的な組織の認知向上や興味喚起につながる。具体的には、美術館や博物館の入場券、エコについて考えるワークショップ、チャリティイベントなどの参加券に交換できるという。

ギバーコインでは、アプリを通じて企業やNPOの社会貢献的なサービスに利用申込をすることでポイントを得られるという。「食品メーカーのフードロスに配慮した商品提供サービス」「自動車メーカーのエコドライブを推奨するSaaSサービス」「電力会社の再生可能エネルギーを利用促進する会員サービス」などが、社会貢献的なサービスの例として紹介された。