仮想通貨(暗号資産)ニュース

モデルハウスの見学無人化・建築コスト削減で100万円のコスト減

ケイアイスターがブロックチェーンで鍵管理のKEYVOXを採用

ブロックチェーンロック社は12月3日、ケイアイスター不動産と提携し、同社開発のスマートロック製品を活用した「KEYVOX」ソリューションをモデルハウスに導入した。同日オープンの群馬県・高崎市の展示場で、ケイアイスターは住宅の建築コスト削減およびモデルハウスの無人化で約100万円のコスト削減に成功したという。

同社の「KEYVOX」ソリューションは、ブロックチェーンを活用したスマートロックによる鍵の管理に加え、予約、決済、チェックインを、すべてKEYVOXアプリで行うことができる。今回の提携では、この統合プラットフォームを活用して、モデルハウス見学時の訪問予約、予約管理、見学時間のみ有効な鍵の発行(暗証番号、スマフォアプリ)、解錠・施錠の機能を提供し、モデルハウス見学の無人化を実現する。

提携第1弾として、ケイアイスター不動産は注文住宅「はなまるハウス」のモデルハウス高崎展示場に「KEYVOX」ソリューションを導入。スマートロック「KEYVOX XP1」、そのアクセス権を管理するソリューション「KEYVOX LMS」、スマートロックを解錠・施錠するアプリ「KEYVOX Basic」を提供する。

その仕組みは、同社の開発するEthereumベースのプライベートブロックチェーンを用いている。予約時に端末(スマートフォンなど)のMACアドレスが登録され、利用者はトークンとして発行された鍵を専用アプリ内のウォレットに保管する。トークン化された鍵を保管する端末を使用することで、利用者は自由に解錠・施錠することができるという。