仮想通貨(暗号資産)ニュース

ブロックチェーン活用人材マッチング「職歴BANK」に逆募集の機能追加

やりたい仕事をSNS発信。求職者自ら副業募集や企業へ売り込み可能

ブロックチェーン特化型コワーキングスペースHashHubに入居するSKILL社は1月16日、同社が提供する人材マッチングサービス「職歴BANK」に、自分がやりたい仕事や職務経歴をSNSに公開して副業募集や企業への売り込みができる「逆募集」機能を追加した。

職歴BANKの新機能として追加された逆募集は、求職者自らがやりたい仕事を募集要項にまとめ、SNSに発信することができる。発信された情報を見た企業は、求職者に対してオファーすることが可能になる。発信情報には、求職者の職務経歴情報を付加することができ、情報は職歴BANKのブロックチェーンより信憑性と真正性が担保される。

職歴BANKは、利用者のアカウント、職歴情報、リファレンス情報の真正性の検証にブロックチェーンを活用し、改ざんされていないことを保証する。リファレンス情報は、利用者が自己申告した情報に対して、第三者によって正しさの証明が行われた情報だ。プロジェクト単位でリファレンスを取得するため、職歴管理ツールとしても利用できる。

従来、採用候補者のリファレンスチェックは企業が負担していた。職歴BANKが機能として提供することで、採用コストの削減とミスマッチの防止につながるという。企業は採用候補者のリファレンススコアに基づいてオファーを行うことが可能となる。ユーザーはオファーを受けるごとに、リファレンスの状況に応じて独自ポイントが付与され、獲得ポイントはAmazonギフト券に交換できるという。