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SBIのマネータップに地銀3行を擁する山口FGが出資

資本参加の金融機関は33社に。9社が次世代金融インフラを導入済み

(マネータップ 公式サイトより引用)

SBIホールディングスは1月17日、子会社のマネータップ社に対し、山口銀行、もみじ銀行、北九州銀行を擁する山口フィナンシャルグループ(山口FG)が出資することを発表した。山口FGを加え、マネータップ社への出資参加金融機関は合計33社となる。未資本参加の銀行を含め、現在9社が「Money Tap」の次世代金融インフラを導入済みだという。

「Money Tap」は、米Ripple社の分散型台帳「xCurrent」を搭載する次世代金融プラットフォーム「RCクラウド2.0」を利用することで、24時間365日のリアルタイム送金を実現している。1回3万円、1日10万円以内であれば送金手数料も無料となる。本サービスに対応する金融機関であれば銀行口座番号だけではなく、携帯電話番号、QRコードのいずれかを振込先として指定できる。

マネータップ社は、SBI Ripple Asiaの個人間送金無料サービス「Money Tap」の普及・拡大と、DLTを活用した次世代金融インフラの構築に取り組む。SBI FinTech Incubationが提供するAPI接続支援サービス「フィンテックプラットフォーム」で「Money Tap」を取り扱うことで金融機関による同サービスの導入をサポートしているという。現在9社が同基盤を導入済みであり、導入準備中4社、導入見込み9社と規模を拡大している。