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三井住友、SBIとブロックチェーン分野で協業

マネータップとSBI R3 Japanに出資。デジタライゼーションを加速

(Image: Ned Snowman / Shutterstock.com)

三井住友フィナンシャルグループ(以下、SMBCグループ)は1月31日、SBIホールディングスとの協業を発表した。SMBCグループはSBI傘下のマネータップ、SBI R3 Japanに出資を行い、ブロックチェーンの共同研究、新技術を活用したデジタライゼーションを加速させるという。

SMBCグループは、R3社のブロックチェーン技術Cordaを活用した貿易金融プロジェクト「マルコポーロ」に参画している。SBIとR3社の合弁会社であるSBI R3 Japanについて、一部株式の譲渡について協議を開始する旨の覚書を両株主と締結したという。同社へ資本参加することで、SBIグループ、R3社、SMBCグループ間での協力体制の構築を検討するとのこと。

マネータップは、次世代金融インフラ「Money Tap」を開発・展開しており国内の地方銀行などを中心に、30社を超える金融機関が資本参加している。SMBCグループは今回マネータップへの出資意向を表明、協業によって新たなサービス開発を行うとしている。