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訪問サービスの不在利用目指すスマートロック「bitlock」39億円超の資金調達

グローバル・ブレイン、ゴールドマンサックスらが開発会社ビットキーへ出資

スマートロックの利用イメージ(ビットキーのリリースより引用)

グローバル・ブレインは1月23日、スマートロック「bitlock」を開発するビットキーへの出資を発表した。この出資はビットキーのシリーズAラウンドでの資金調達の一部となる。グローバル・ブレインのほか、ゴールドマンサックス、三井不動産などが引受先となり、調達総額は39億300万円とのこと。

ビットキーが販売中の「bitlock」は、認証技術、連携技術、P2P・分散システム、各種暗号技術を組み合わせ、ID連携・認証と権利処理を行うデジタルキープラットフォームだという。単にカギをデジタル化するだけでなく、IDを宅配や家事代行、クリーニングなどの訪問系サービスと連携することで、不在時の安全な利用を実現するとしている。

「bitlock」シリーズの基盤技術「bitkey platform」4つの機能(ビットキーのリリースより引用)

2019年4月からビットキーが展開する「bitlock LITE」は受注台数12万台を超える。同社は今回の資金調達で販売・開発系の人員を拡充し、「bitlock」シリーズの受注台数100万台を目指すとのこと。また、海外展開についても準備を進めていくとしている。

グローバル・ブレインは今回の出資を、同社が運営するグローバル・ブレイン7号ファンドと31VENTURES Global Innovation Fund 1号を通じて行う。具体的な出資額については未公開だ。出資を通じ、ビットキーの国内での更なる事業展開と海外展開に向けた支援を行うとしている。