仮想通貨(暗号資産)ニュース

Liquid by Quoine、スマコン検証技術をIEO資産調査等に活用

ブロックチェーンセキュリティの米CertiK社と業務提携

仮想通貨交換所「Liquid by Quoine」(リキッドバイコイン)を運営するリキッドグループは1月23日、米国のブロックチェーンセキュリティ企業CertiK社との業務提携を発表した。CertiK社の提供するスマートコントラクト検証技術を、同社が取り組むリスティングおよびIEOにおいて、第三者によるデューデリジェンス、いわゆる対象企業や不動産・金融商品などの資産調査に活用する。

CertiK社は、仮想通貨交換所に直接協力してきた経験をいかし、Liquidへ上場を目指すIEO(イニシャル・エクスチェンジ・オファリング)プロジェクトが規制に従っているかなどデューデリジェンスを実施し、コミュニティとの信頼関係を築くための支援を行っていく。

CertiK社は、エール大学とコロンビア大学の計算機科学の専門家らによって設立された。これまでに、トップクラスのプロジェクトにて60億ドル以上の仮想通貨資産を守るセキュリティ環境を提供する実績を持つ。数学的解析手法であるフォーマル検証の応用分野を開拓しており、従来のセキュリティ監査とは異なる、プログラムの正確性と耐攻撃性の数学的証明を用いた検証を行っている。