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アニメ「七つの大罪 神々の逆鱗」本放送連動のセル画販売をアニークが開始
イーサリアム活用のデジタル所有権つきアートワークを毎週水曜に追加出品
2020年1月27日 06:00
アニメ、マンガ、ゲームなどのアートワークの売買サービスを提供するAnique(アニーク)は1月22日、テレビ東京系列にて放送中のアニメ「七つの大罪 神々の逆鱗」(以下、七つの大罪)を題材としたアートワークの取り扱いを発表した。アニメ本編のシーンを毎週の放送時間に合わせて「デジタルセル画」として、限定7シーン各カット1枚のデジタルセル画のデジタル所有権を抽選販売する。
「七つの大罪」のデジタルセル画販売は、アニメ放送時間に連動した形で毎週7点が出品され、すべて抽選販売となる。購入者はデジタル所有権を得て、各カットのオーナーとなる。特典として所有するカットを構成する製作物の閲覧権を取得、各カットの絵コンテ、原画、動画、キャラクターデザインを「マイギャラリー」より鑑賞可能になる。また、額装セル画の注文権も付属しており、別途料金を支払うことで、デジタルデータをセルフィルムに印刷した「セル画」を注文することができる。デジタルセル画は、所有権のみで3900円、所有権と額装セル画印刷付きの「リミテッド・エディション」は7万3900円とのこと。
「七つの大罪」のデジタルセル画販売は、1月22日放送の第15話からスタートした。以降、毎週水曜日の放送ごとに7作品が出品され、各話ごとに抽選が行われる。第1回目の抽選は終了済みだが、第2回目となる第16話の抽選は1月29日17時55分からとなる。なお、すでに放送が終了している第1話から第14話までの放送回については、現在、専用ページにて2月5日25時30分まで抽選受付中となっている。
テレビアニメ「七つの大罪 神々の逆鱗」は、鈴木央原作の漫画作品。週刊少年マガジン(講談社)にて連載中。テレビアニメシリーズ「七つの大罪 神々の逆鱗」は、2019年10月9日よりテレビ東京系列にて放送中。熾烈を極める魔神族の精鋭“十戒”との戦い、メリオダス・エリザベス2人の因縁や世界の秘密が描かれたヒロイック・ファンタジー物語となる。
アニークは、EthereumのERC-721トークンを利用し、アートワークの所有権を証明することができる。発行されたトークンはアニーク上でのみ取引できる。利用者間の二次流通を含め、売買金額の一部がアートワークの制作者に還元される仕組みを将来的に実装する予定だ。取得した所有権を他人に販売することもできる。
同サービスは2019年5月から提供を開始し、第1弾ではマンガを原作とするアニメ「進撃の巨人」を題材としたアートワーク26点を販売し、第2弾では「serial experiments lain」から20点を販売した。「七つの大罪 神々の逆鱗」のデジタルセル画の販売は、第3弾「STEINS;GATE」、第4弾「魔法使いの嫁」、第5弾「ロボットガールズ」に続く、第6弾プロジェクトとなる。