仮想通貨(暗号資産)ニュース

仮想通貨Quantumの開発団体、新型コロナウイルスの拡散対策支援

湖北の寄付団体通じ20万元を寄付

仮想通貨Quantumの開発を統括する非営利組織Qtum Chain Foundation(Qtum財団)は1月29日、新型コロナウイルスの拡散防止を目的にHubei Charity Federation(湖北チャリティ連合)が募る募金へ、20万元の寄付を行ったことを発表した。財団は、Mediumにて27日付けで行った寄付の証明書を公開。支援金は、マスクなど予防具の購入費用や患者への支援に充てられるという。

新型コロナウイルスによる肺炎は、中国の湖北省武漢市を起点に中国全土へ広がりを見せている。さらなる被害の拡大を防止するため、多くの企業が医療物資の支援などを行っており、仮想通貨業界でも同様だ。

Quantumは、オープンソースの中国系ブロックチェーンプロジェクトとして最大規模のもの。開発主体となるQtum財団には、中国のIT大手BAT(Baidu、Alibaba、Tencent)出身の開発者らが関わり、プロジェクトにはBitcoin.comのロジャー・バーCEOやOKCoinのスター・シューCEOなどが出資している。