仮想通貨(暗号資産)ニュース

c0ban取引所運営のLastRootsが社名変更へ。5月1日から「OKウォレット」

オウケイウェイヴグループとしてのブランド強調と連携強化の狙い

仮想通貨交換所c0ban取引所を運営するLastRootsは1月31日、社名を「OKウォレット」へ変更することを発表した。同時開催の臨時株主総会で決定し、2020年5月1日付けで実施する。この変更は、同社がオウケイウェイヴのグループ会社であることを協調し、グループとしての連携を強化する目的があるという。

同社は社名の変更と同時に人事異動についても発表した。同社の現代表取締役社長である古瀬保弘氏が会長職へ異動。新たな代表取締役社長には現取締役副社長の三井貴彦氏が就任する。また、現特別顧問の大森泰人氏が新たに取締役に就任。大森氏は金融庁、証券取引等監視委員会での経歴を持つ。同氏が経営に直接関与することで、ガバナンスの強化を図るとのこと。新たな役員体制には、1月31日付けで移行する。

LastRootsが運営する仮想通貨交換所c0ban取引所は、仮想通貨はc0ban(RYO)のみを取り扱い、Bitcoin(BTC)やEthereum(ETH)といった別の仮想通貨は取り扱っていない。同社は長らくみなし業者であったが、2019年11月27日に金融庁より仮想通貨交換業者として認可された。