仮想通貨(暗号資産)ニュース

LastRoots、「c0ban取引所」以外の複数サービス終了へ

c0ban.tvやウェブウォレットを終了。2020年3月31日までに出金手続きが必須

c0ban ウェブウォレットのイメージ。2020年3月31日にサービスを終了する予定(c0ban.tv Web 公式サイトより引用)

c0ban取引所を運営するLastRootsは11月25日、「c0ban.tv Web」などのサービスを終了することを発表した。同社は独自仮想通貨c0banを取り扱う「c0ban取引所」サービスの運営に注力するため、複数のサービスを終了する。「c0ban.tv Web」と「c0ban.tv ダッシュボード」のサービスを、2020年1月20日に終了。「c0ban ウェブウォレット」を2020年3月31日に終了する予定とのこと。

各サービスの終了に伴い、利用者の手で残高の出金手続きなどが必要になる。「c0ban ウェブウォレット」の残高は同社の別サービスである「c0ban取引所ウォレット」などへ出金することとなる。2020年3月31日以降、「c0ban ウェブウォレット」でのc0banの入出金ができなくなるため、早めに対応を行うことを推奨している。

日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)の第二種会員であり、みなし仮想通貨交換業者のLastRootsは、2019年4月にオウケイウェイヴの連結子会社となり、仮想通貨交換業に注力する方針を示していた。今後は、c0ban取引所サービスの運営に経営資源を集中し、更なるサービス向上、セキュリティの強化に努めるとしている。オウケイウェイヴの「感謝経済」プラットフォームに、仮想通貨c0banを組み込むサービスの展開を検討しているという。