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イーサリアム2.0クライアント「Lighthouse」の開発大詰め

大幅なパフォーマンス改善に成功。UIの開発をスタート

(Image: Shutterstock.com)

Sigma Primeは3月9日、開発中のEthereum 2.0のノード運用ソフトウェアの1つ「Lighthouse」において、エンドユーザー向けのUI開発に着手したことを発表した。同社は2月までにLighthouseのブロック処理速度を70%高速化し、ディスク使用量を90%削減するなどの大幅なパフォーマンス向上を施した。Ethereum 2.0の初期段階に最低限必要な機能の実装は残りわずかだという。

Lighthouseの開発は、大幅な仕様変更を行ったネットワークスタックの検証が済めば、開発目標を更新することができる。次の目標として、長期的なマルチクライアント型テストネットのリリースが控えているとのこと。開発チームは「必須機能の構築は終わりに近づいている」としたが、メインネットのリリース前にLighthouseにはより多くの機能を追加する方針だ。