仮想通貨(暗号資産)ニュース
CoinGecko、分散型金融入門電子書籍「How To DeFi」を無償公開
4月30日までPDF版・EPUB版・mobi版が無料ダウンロード可能
2020年3月30日 10:19
仮想通貨のグローバルランキングサイト「CoinGecko」は3月25日、分散型金融(DeFi:Decentralized Finance)についてまとめた電子書籍「How To DeFi」を刊行した。同書は英語版で価格は14.99ドルだが、4月30日までは無料でダウンロードすることができる。
「How To DeFi」をダウンロードするには電子メールアドレスの登録が必要になる。登録後アドレス宛てに、PDF版、EPUB版、mobi版(Amazon Kindle対応フォーマット)3種類の電子書籍ファイルのダウンロードリンクが送付される。
全15章200ページからなる「How To DeFi」の内容は、冒頭で従来の金融機関の仕組みから解説し、併せて分散型金融DeFiとは何かを解説する。また、DeFiの基盤として最も多く使われているEthereum(ETH)については、Ethereumという仮想通貨・ブロックチェーンについてや、スマートコントラクト、DApps、ウォレットにも触れながら、初心者にもわかるよう基礎知識から解説を行っている。
DeFiについては、MakerDAO、ステーブルコインDAIの解説に始まり、証券、保険、デリバティブ、レンディング、宝くじ、分散型仮想通貨交換所(DEX)など、現時点で考えられる分散型金融プロジェクトを網羅している。
「How To DeFi」は、進行中のプロジェクトのみならず、アルゼンチンにてインフレを克服するためにDeFiを活用した実例なども紹介している。また、巻末にはDeFiに関する用語集が付録としてまとめられている。
- 第1章:伝統的な金融機関
- 第2章:分散型金融(DeFi)とは何か?
- 第3章:分散型レイヤーEthereumとは?
- 第4章:Ethereumウォレット
- 第5章:分散型ステーブルコイン
- 第6章:分散型の貸し借り
- 第7章:分散型エクスチェンジ
- 第8章:分散型デリバティブ
- 第9章:分散型ファンドマネジメント
- 第10章:分散型宝くじ
- 第11章:分散型決済
- 第12章:保険の分散化
- 第13章:DeFiダッシュボード
- 第14章:DeFi利用の実例
- 第15章:DeFiの未来と現況
【目次意訳】