仮想通貨(暗号資産)ニュース

GMOコイン、仮想通貨FXアルトコイン4銘柄の顧客取引動向公開

2018年6月からの1年7か月、取引金額はXRPがトップ独占

仮想通貨交換所を運営するGMOコインは3月26日、同交換所がアルトコインの取り扱いを開始した2018年5月30日から2019年までを振り返り、同交換所顧客の仮想通貨FXにおけるアルトコインRipple(XRP)、Litecoin(LTC)、Bitcoin Cash(BCH)、Ethereum(ETH)4銘柄の取引動向について公開した。

GMOコインの仮想通貨FXでは、Bitcoinを始めアルトコイン4銘柄と日本円による通貨ペアによるレバレッジ取引が可能となっている。公開された取引動向は、そのうちのアルトコインのみを対象とした集計結果となる。

仮想通貨FXにおけるアルトコイン取り扱い開始から1年7か月を通して、最も取り扱い金額が多かったのは、XRP。XRPは、2019年4月以外のすべての月で取引金額最多銘柄となった。ちなみに2019年4月はBCHがトップ、XRPは2位。

【仮想通貨FX】2018年6月から12月のアルトコインの取引金額内訳(リリースより引用、以下同)

2018年6月から12月の取引においてXRPは、10月に1年7か月の全期間を通して取引金額最高比率となる全体の89%を占める割合を記録した。上昇は9月より始まり、2か月の間80%を超えている。

【仮想通貨FX】2019年上半期(1月から6月)のアルトコインの取引金額内訳

2019年上半期(1月から6月)においては、特筆すべきは4月のBCHの躍進だろう。わずかひと月だが、BCHは全体の48%のシェアを獲得した。XRPは2位だが、全体の比率からすると35%と低い水準となり、XRPのシェアは全期間を通して過去最低の記録となった。

【仮想通貨FX】2019年下半期(7月から12月)のアルトコインの取引金額内訳

2019年下半期(7月から12月)においては、ほぼ安定してXRPがトップを走る中、またしても11月にBCHが22%といった好調な伸びを見せた。ちなみにBCHは毎年5月と11月に定例アップデートが行われている。確固たる根拠はないが、BCHの伸びは奇しくもそのタイミングに連動しているようにも映る。