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コインチェック、Bitcoin Cashハードフォーク後にリプレイアタック対策を実施

BCH入出金・売買の停止処置はネットワークの安定稼働まで継続方針

 仮想通貨交換所「Coincheck」を運営するコインチェック株式会社は、11月16日にBitcoin Cash(BCH)がハードフォークした後に、顧客の資産保護を目的としてリプレイアタック対策を実施したと11月19日に発表した。同交換所は、Bitcoin ABCが参照するチェーンをBCHと表記する方針であることを明らかにしている。

 Bitcoin Cashは今回のハードフォークにより、Bitcoin SV陣営とBitcoin ABC陣営でチェーンが分岐したため、BCHはBitcoin SVとBitcoin ABCという2種類の通貨に分裂した。Coincheckは、Bitcoin ABCが参照するチェーンをBCHと表記する方針であるため、Bitcoin ABCが既存通貨(BCH)となる。これまでのBCH保有ユーザーに対して、新通貨(Bitcoin SV)を付与するのか否かといった立場は明らかにしていない。

 なお、Bitcoin ABC陣営の最新クライアントソフトであるバージョン0.18.4では、ハードフォーク後にブロックチェーンのreorg(再編成)が発生することを防ぐため、分岐後のチェーンにチェックポイントを設定し、分岐前の状態にreorgすることを防止する処理が施されている。ブロックチェーンのチェックポイントは、51%攻撃やセルフィッシュ・マイニング攻撃(Block Withholding Attack)対策としても利用されることがある。

 なお、CoincheckにおけるBCHの入出金・売買といった取引の停止処置は、ネットワークの安定稼働を確認するまで継続する方針であるとのこと。一般的にブロックチェーンのハードフォーク後には、新しいブロックチェーンへの移行が完了してネットワークが安定するまで、取引を行わないことが推奨されている。

お詫びと訂正:記事初出時、チェックポイントとリプレイアタック対策を混同しており、正しくありませんでした。お詫びして訂正させていただきます。