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Bitcoinによる資金調達や支援ができるSNS「VALU」、Android版アプリを公開

5億円の第三者割当増資を実施、2019年夏までの改良方針を発表

 Bitcoinによる資金調達や支援ができるSNS「VALU」を開発する株式会社VALUは1月21日、スタートアップ初期の重要な投資段階シリーズAラウンドにおいて、5億円の第三者割当増資の実施を発表した。増資の引受先はグローバル・ブレイン株式会社が運営するグローバル・ブレイン6号投資事業有限責任組合となる。また、グローバル・ブレイン社の代表取締役である百合本安彦氏が、VALU社の社外取締役に就任するという。

 今回の増資は、VALUのさらなる成長に向け、開発、人材、新規事業の強化による事業拡大が目的だという。事業拡大の第一歩としてVALU社は同日、Android版のVALUアプリをリリースを発表した。VALUはWebブラウザ、iOS、Androidの3つのプラットフォームに対応することとなる。

 本発表にあたってVALU社代表の小川氏は、同社の掲げる「世界中の信用を評価し、資本主義をアップデートし続ける」というミッションの実現に向けて今後の方針を示した。2019年の春までにSNS機能の追加拡張と優待機能の改善を行い、同年夏までに取引機能の大幅な刷新、改善を予定しているという。

 VALUは、BitcoinのOpen Assets Protocolを利用し、VALU会員間のみで利用可能なトークン「VA」を会員が任意に発行できるサービス。VA発行者の実績や人気、限定投稿の閲覧権、独自の「優待」に対し、魅力を感じた支援者がBitcoinでVAを購入することで、VA発行者は資金を調達できるという仕組みを持つ。