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スマホ向け位置情報ゲーム「ビットにゃんたーず」がゲーム内ポイントをERC20トークンへ変換できる機能実装

ARUKトークンによるトークンエコノミーの実現目指す

プレスリリースより引用

 スマートフォン向けゲームを開発するリアルワールドゲームス株式会社は1月21日、同社の提供するスマートフォン向けゲーム「ビットにゃんたーず」にて、ゲーム内で取得したポイント「ネコイン」をEthereumのERC20トークン「アルクコイン」(ARUK)へ変換する機能を実装した。本作はスマートフォンのGPS機能を利用した位置情報ゲームで、健康寿命の延伸を目的に歩くことが重要な要素となる。同社はプレイヤーを歩かせるためのインセンティブとしてARUKを発行し、将来的にはARUKによるトークンエコノミーの実現を目指すという。

実装されたARUKウォレットの交換画面

 「ビットにゃんたーず」はリアルワールドゲームス社によってビットハンターズシリーズの1作目として開発された。2018年9月よりフィールドテスト版がリリースされている。本作はNiantic社の提供するIngressやPokemon GOに代表されるスマートフォンのGPS機能を利用した位置情報ゲームに分類される。現実世界と同期した地図上に表示される特定座標に近づき、現地で端末を操作することでイベントが発生するというのが大まかなゲームの流れだ。

座標に接近するとネコが出現する。
交流を経て捕獲したネコはコレクションでき、同じネコを複数体集めてレベルアップも可能。

 現在「ビットにゃんたーず」はフィールドテスト版として、iOS版とAndroid版が公開されている。導入方法について、Android版はGoogle Playから入手が可能だ。iOS版はTestFlightというアプリを介して導入する必要がある。導入手順については公式サイトを確認のこと。

 本作における特定座標で発生するイベントとは、ネコとの交流だ。各座標はネコスポットと呼ばれ、ユーザー登録と評価によって生成される黄色のネコスポットと、システムがランダム生成する赤色のノラネコスポットが存在する。いずれも近づいてタップするとネコをなでるミニゲームが発生し、現地で交流したネコを捕獲できる他いくつかのゲーム内アイテムを入手することができる。

ユーザーが申請し採用されたネコスポット。神保町の弊社周辺にもいくつか確認できた。
システムがランダム設定したノラネコスポット。時間経過で消失したり出現したりする。

 ユーザーは地域の特長的な場所や建造物の写真を撮影し、コメントを付けて登録することで、その座標を「ネコスポット」として申請することができる。各ユーザーは申請された「ネコスポット」の採用可否をアンケートのような形式で評価することができ、ユーザーの活動によってランドマークが増加し、遊びやすさが向上していくという構造を持つ。

ネコスポットの評価画面

 今回実装されたゲーム内ポイントのARUKへの変換機能では、上述の「ネコスポットの申請」がユーザー評価によって採用された際に申請者が入手する「ネコイン」が必要となる。ネコインを入手するにはなるべく多くのネコスポットを申請するほど良いとされている。そのため、地域内のネコスポットの数を基に採用されやすい地域が公式Twitterで紹介されているようだ。


 なお、本機能のリリース時点ではARUKの使い道は特に用意されていない。また、ARUKをネコインに再変換することはできないほか、国内外においてARUKのプレセールやパブリックセールを行う予定は、現時点ではないという。リアルワールドゲームス社はARUKによるトークンエコノミーの形成を目指しているとのこと。同社が今後リリース予定のビットハンターズシリーズ作品や提携企業や店舗での支払い手段としてARUKを利用可能にすることを目標としている。そのため、同社はARUK利用の実証実験を行うパートナー企業の募集しているという。

ARUKトークンエコシステムのイメージ図(プレスリリースより引用)