仮想通貨(暗号資産)ニュース

RWG社、ERC20トークン「アルクコイン」を報酬とするアフィリエイトベータテストを開始

スマホ向け位置情報ゲーム「ビットにゃんたーず」のインストール促進システム公開

スマートフォン向けゲームを開発するリアルワールドゲームス株式会社(RWG社)は7月11日、同社が発行する仮想通貨の一種であるEthereumのERC20トークン「アルクコイン(ARUK)」を報酬として支払うアフィリエイトシステム「アルクコインアフィリエイト」のベータテストを開始した。同社が提供するスマホ向け位置情報ゲーム「ビットにゃんたーず」のインストール促進用アフィリエイトとして公開する。

「アルクコインアフィリエイト」ベータテストに参加するには、ログインアカウント用にGoogleアカウントが必要になるほか、アフィリエイター情報として「ビットにゃんたーず」のインストール時に取得できるウォレットアドレスおよびユーザー名の登録が必須となる。アフィリエイター登録後に発行される招待用URLをシェアすることで、招待者が「ビットにゃんたーず」をインストールごとにアルクコイン1ARUKの報酬を受け取ることができる。報酬は、自身のウォレットアドレスに送られるとのこと。

「ビットにゃんたーず」はスマートフォンのGPS機能を利用した位置情報ゲームで、健康寿命の延伸を目的に歩くことが重要な要素となる。ゲームはプレイヤーを歩かせるためのインセンティブとして、「Proof of Walk」をコンセプトにアルクコインを発行する。アルクコインは、将来的には同社が提供する他の作品内や健康促進のために歩くことを奨励する提携企業その他のお店で支払手段として使えるなど、アルクコインによるトークンエコノミーの実現を目指すという。

なお、同社はアルクコインの売買や他の仮想通貨や法定通貨との交換を一切行わないことから、アルクコインについては仮想通貨ではないと判断していることを明確にしている。