仮想通貨(暗号資産)ニュース

楽天グループの仮想通貨交換所みんなのビットコイン、仮想通貨の現物売買などの取引を再開

不具合期間中の電子帳票は順次対応予定

 楽天グループの一員として仮想通貨交換所「みんなのビットコイン」を運営するみんなのビットコイン株式会社は1月22日、電子帳票の不具合により制限していた仮想通貨の現物売買取引などの再開を発表した。同社は2018年5月頃、電子帳票の不具合を発表し、その影響により7月30日以降、一部取引の制限を実施していた。同不具合は発生から半年超の期間を経て修正が完了したこととなる。

 再開する取引は日本円の入金と、現物取引の仮想通貨対日本円・外貨・仮想通貨の各種となる。取引残高報告書などを発行する電子帳票機能についても同日より再び利用可能になったという。なお、不具合発生期間中の取引に関する電子帳票について、本発表時点では閲覧不可としており、順次対応予定とのこと。

 仮想通貨交換所「みんなのビットコイン」は、現行の取引サービスを3月31日に終了し、4月より新取引サービスを開始する予定であると発表していた。同社は楽天グループの組織再編により、4月1日付けで楽天ペイメント株式会社の子会社となる。楽天Edyと共に楽天グループの決済関連事業の一翼を担うことになる。