仮想通貨(暗号資産)ニュース

仮想通貨交換業者「みんなのビットコイン」、楽天Edyと共に楽天グループの決済関連事業に再編へ

現親会社の楽天カードはFintech事業を、次に親会社となる楽天ペイメントは決済事業を担当

 楽天株式会社は1月18日、楽天グループを組織再編する方針を一部変更し、そのなかで決済関連事業を営む子会社の株式は楽天ペイメント株式会社が吸収承継すると発表した。楽天Edy株式会社とみんなのビットコイン株式会社が4月1日付けで、楽天ペイメント株式会社の子会社となる。なお、楽天ペイメント株式会社は新設会社ではなく、楽天株式会社の完全子会社である株式会社スポットライトが4月1日付けで商号が変更されるもの。

 みなし仮想通貨交換業者として仮想通貨交換所「みんなのビットコイン」を運営するみんなのビットコイン株式会社は、2018年10月1日に楽天カード株式会社が全株式を取得して楽天グループの一員となった。みんなのビットコイン社は2019年1月11日、現行の取引サービスを3月31日に終了し、4月より新取引サービスを開始する予定であると発表していた。4月1日付けで楽天ペイメント株式会社の子会社となり、組織図的には楽天Edy株式会社と肩を並べて楽天グループの決済関連事業の一翼を担うことになる。

再編前後の楽天グループ体制(プレスリリースより引用)