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経産省「ブロックチェーンハッカソン2019」結果発表、学位・履修・職歴証明と研究データ管理がテーマ

22チーム98名が参加しBlockBase社、Aerial Partners社らチームが受賞

 経済産業省は2月9日、16日と17日の3日間「ブロックチェーンハッカソン2019」を開催した。同ハッカソンは、「学位・履修・職歴証明」と「研究データ管理」の2テーマでブロックチェーン技術の適用可能性を検討するもの。一般公募の学生を含むエンジニアらからなる22チーム98名が、各テーマに沿った基盤システムを提案した。各チームの提案は審査を経て、最優秀賞など各賞を4チームが受賞している。

 最優秀賞である産業技術環境局長賞はテーマ別に授与された。「学位・履修・職歴証明」のテーマでは、BlockBase株式会社のチームDigiDによる「学位や在学期間のポートフォリオを一括管理するシステム」が受賞した。「研究データ管理」のテーマでは、株式会社Aerial Partnersのチームegateamによる「臨床研究の解析アウトソーシング分散プラットフォーム」が受賞した。

BlockBase株式会社のチームDigiD(プレスリリースより引用、以下同)
株式会社Aerial Partnersのチームegateam

 優秀賞は、株式会社コンテンツジャパンのチームOVPによる「オープン型資格・履修履歴プラットフォーム」が受賞した。審査員特別賞であるアーリーエッジ賞には、フロッグカンパニー株式会社のチームAuthorizedMomentによる「ソラノメ~研究の信憑性を担保し、世界中の研究者が継続利用可能なドローンプラットフォーム」が受賞している。

株式会社コンテンツジャパンのチームOVP
フロッグカンパニー株式会社のチームAuthorizedMoment