仮想通貨(暗号資産)ニュース

SBIの仮想通貨交換所VCTRADE、ハードウェアウォレットの無償貸与サービス第2弾を開始

保有する仮想通貨の評価額10万円以上または入金サービスの利用ユーザーまで対象者を拡大

「Cool X Wallet」のイメージ(Cool X Wallet 公式サイトより引用)

 仮想通貨交換所「VCTRADE」を運営するSBIバーチャル・カレンシーズ株式会社は4月1日、SBIグループのSBI BITS社が提供するハードウェアウォレット「Cool X Wallet」のサービス拡大キャンペーンを開始した。同キャンペーンは、同社が2月に開催した「Cool X Wallet」無償貸与キャンペーンの対象者を拡大した第2弾となる。

 キャンペーン第2弾は、VCTRADEにおいて「2019年4月1日午前6時時点で、VCTRADEの取り扱い仮想通貨を日本円評価額で10万円以上保有」または「2018年12月21日以降に仮想通貨の受取(入金)サービスを一度以上利用」したアカウントが対象となる。条件を満たすアカウントは、VCTRADEの口座管理メニューから「Cool X Wallet」の無償貸与を申し込むことができる。申し込み期間は5月31日17時までとのこと。

 VCTRADEは2月に第1弾として「Cool X Walletサービス無料キャンペーン」を実施していた。当時は「VCTRADEの取り扱い仮想通貨を日本円評価額で30万円以上保有」という条件があった。第2弾となる今回は評価額の緩和に加えて、同交換所にて仮想通貨の受取(入金)サービス利用者が対象に加えられ、その条件が大きく緩和されたこととなる。

 「Cool X Wallet」は、SBIグループのSBI BITS社が提供するハードウェアウォレット。VCTRADEが提供する仮想通貨出庫サービスの送り先として利用でき、通常のコールドウォレット同様、他の交換所への送金なども可能だ。XRP、Bitcoin(BTC)、Ethereum(ETH)、Bitcoin Cash(BCH)に対応する。インターフェースはBluetooth接続となり、スマホアプリ経由で入出金を行う。同ウォレットの詳細な仕様はSBI BITSのユーザーガイドに記されている。