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仮想通貨交換所Binance、ビットコインSVの上場廃止を正式決定

BSV/BTCは価格が急落し15%安。BCH/BTCは12%高

(Image: Shutterstock.com)

 海外大手の仮想通貨交換所「Binance」は4月15日、同交換所においてBitcoin SV(BSV)の上場廃止を決定したと発表した。日本時間の4月22日19時にBSVのすべての通貨ペアを売買対象から除外し、出金は7月22日19時までサポートする。15日23時の発表を受け、16日8時までにBSV/BTCは価格が急落して15%安となり、BCH/BTCは12%高となっている。

 Bitcoin Cashは2018年11月16日、ハードフォークによりチェーンが分岐したため、チェーンやコミュニティがBitcoin ABCとBitcoin SVという2種類に分裂した。記事執筆時点では、BSVの売買に対応する国内仮想通貨交換所は存在しない。

 Binanceは、Bitcoin SV(BSV)を上場廃止する今回の決定は定期審査の結果によるものとし、主な審査項目として以下の7つを挙げる。

  • プロジェクトに対するチームの責務
  • 開発活動のレベルと質
  • ネットワークとスマートコントラクトの安定性
  • 公的な場における情報のやり取りのレベル
  • 定期的な法定監査への対応の良さ
  • 非倫理的・詐欺的な行為の根拠
  • 健全で持続可能な仮想通貨エコシステム(共存共栄の仕組み)への貢献

 今回の発表に先だって、Binanceのチャオ・チャンコンCEO(Changpeng Zhao:通称 CZ)は4月12日、「(Bitcoin SVを率いる自称サトシ・ナカモトの)Craig Wrightはサトシではない。もうヤバい。上場廃止だ!」とツイートし、BSVを上場廃止する意向を表明していた。「BSV上場廃止」の可能性を示唆する動きはBinance以外の交換所にもあり、仮想通貨の相場が荒れるリスクが懸念される。