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中国電力、ブロックチェーンを活用した電力融通システムの実証実験を開始

IBMクラウド上に構築したシステムで再エネ電気を顧客間で取引

 中国電力株式会社は4月25日、日本アイ・ビー・エム株式会社(IBM)とブロックチェーンを活用した電力融通システムの実証実験を開始した。再生可能エネルギーで発電された電気を顧客間で融通するシステムの実証実験を行う。

 国によって制定された再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)に基づく買取期間が2019年11月以降に順次終了することを受け、蓄電池の活用等で自家消費するほか、自ら選択した事業者に再生可能エネルギーを販売することができるようになる。将来的には顧客間で電力取引が行われる可能性があることから、中国電力は取引記録の信頼性、システムの可用性等に優れるブロックチェーン技術を活用した取引について実証試験を行う。

 実証試験では、ビジネス向けのブロックチェーン基盤技術を活用したシステムをIBMクラウド上に構築する。再生可能エネルギー(太陽光発電)を供給する顧客と再生可能エネルギーの購入を希望する顧客をマッチングする模擬的な電力の取引を行う。太陽光発電量および電力消費量を模擬データとして使用し、ブロックチェーン技術の適応性や新たなサービスについて検証する。

 中国電力は実証を通じて、ブロックチェーン技術の適用に関する知見を獲得するとともに、電気事業のイノベーションや地域の課題解決につながる新たなビジネスモデルの検討などを行うという。