仮想通貨(暗号資産)ニュース
withB、ブロックチェーン事業を分類したカオスマップを公開
仮想通貨交換業・メディア・ゲーム分野の求人ニーズ増加を予想
2019年5月8日 13:09
仮想通貨・ブロックチェーン業界に特化した人材紹介業を営む株式会社withBは5月7日、業界の関連企業をまとめたカオスマップを公開した。「ブロックチェーン業界カオスマップ2019」と題した図は、関連企業・サービスを仮想通貨の交換業者や技術開発、教育などの事業分野に分類しているという。
仮想通貨・ブロックチェーン関連の事業は、ICOやマイニングなどを除けば全体的に成長傾向にあるという。特に、同社のカオスマップ上で大手企業の参入があるような分野は発展性が期待される分野であるとのこと。また、2019年4月以降の業界における求人事情として、仮想通貨交換業、メディア、ゲームの3分野においてニーズの高騰を予想している。
2019年初旬には新たに4社が仮想通貨交換業登録を完了した。海外交換所の参入なども予想されるため、仮想通貨交換業者による人材登用は今後さらなる活性化が予想されるという。メディア事業においては、媒体数が増加傾向にあり、その記者・編集者・ライターの需要が増加。業界全体の風向きが良くなったこともあり、さらなる需要拡大が見込まれるとのこと。
仮想通貨・ブロックチェーン業界の転職について、withBは株式会社グラコネと合同で5月25日、「第4回仮想通貨・ブロックチェーン企業合同説明会」を開催する予定だ。会場は東京都内のベルサール新宿セントラルパーク。同業界への転職希望者や学生を参加対象とし、国内最大の業界特化の説明会になるという。
同説明会は、一般社団法人ブロックチェーン推進協会(BCCC)と福岡市がスポンサーを務める。福岡では、同じく福岡市後援の福岡ブロックチェーンコンソーシアムが活動している。多くのブロックチェーン企業が拠点を置いており、東京に次ぐブロックチェーン産業の第2の中心地となりつつあるという。合同説明会の参加企業は4月26日の発表時点で下記の11社とのこと。
- 株式会社bitFlyer
- 有限責任 あずさ監査法人
- 株式会社LCNEM
- Neutrino
- 株式会社フィナンシェ
- 株式会社LongHash
- 株式会社ビットポイントジャパン
- Cointelegraph Japan
- 株式会社マーキュリー(株式会社セレス)
- TaoTao株式会社
- 株式会社Nayuta
合同説明会参加企業(4月26日発表時点)