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海外大手Binanceがハッキング被害、45億円相当の仮想通貨が不正流出

ホットウォレットから7000BTCの流出。1週間ほど入出金停止

(Image: Shutterstock.com)

 海外の大手仮想通貨交換所Binanceは5月8日、ハッキング被害により7000BTCが不正に流出したことを発表した。流出額は45億円に相当する。同交換所のセキュリティを突破する、入念かつ高度な攻撃が実行されたという。本件を受け、同交換所はセキュリティの再検証を行うために、1週間ほど入出金を保留することを発表している。

 不正流出が確認された7000BTCは、Binanceの保有するBTCホットウォレットから引き出された。同交換所が保持するBitcoinの2%に相当するという。今回の損失は、同社における取引手数料から積み立てられた保険金(SAFU)によって補填されるため、同交換所が預かるユーザー資産に被害は出ないとのこと。

 Binanceは、ハッカーの攻撃手段について、現在検証段階にあるとしているが、それがフィッシングやウイルスを含むあらゆる手段によるものであったことを報告した。また、攻撃が関連性を断った複数のアカウントで同時に実施されたため、資産が盗み出されるまでに既存のセキュリティで対応することができなかったと発表している。この攻撃により同社からAPIキーや2FAキー(2段階認証キー)を含む多数の情報が流出した可能性もあるという。