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Prysmatic Labs、イーサリアム 2.0テストネットのバージョンアップを実施

ビーコンチェーンの性能改善を中心に50超の項目を修正・改善

(Image: Shutterstock.com)

Ethereumのコア開発を行うPrysmatic Labsは5月24日、Ethereum 2.0 Phase 0のテストネットについて、最初の進捗報告を行った。ブロックとエポックの並列処理など、ビーコンチェーンのバージョンアップを行う50超の修正・改善を施し、テストネットをリセットした。新バージョンでのテストは今後数週間継続するとしている。

Prysmatic LabsのSapphire Testnetは、5月7日より運用が開始され、一般公開されている。リセット以前にビーコンチェーンによるバリデータ(検証者)の選定は、累計25万スロットにまで達していたという。

Prysmatic LabsのEthereum 2.0開発チームは隔週でその進捗状況を発表している。今回はテストネットの公開から最初の進捗報告となる。今後のアップデートで、バリデータの証明方式にBLS署名を採用するため、実装作業を進めるとのこと。

ビーコンチェーン0.6でのアップデート項目