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仮想通貨交換業のBTCボックス、業務改善継続のため2億円の資本増資を実施

同時に社長交代し代表2名体制に移行

(Image: Shutterstock.com)

仮想通貨交換所「BTCBOX」を運営するBTCボックス株式会社は5月28日、代表取締役の異動(社長交代)と資本増資を発表した。いずれも5月23日付けで実施したものとのこと。前代表取締役社長兼CEOのDavid Zhang氏は同社代表取締役会長へ就任し、辻治俊氏が新たに代表取締役社長兼CEOへ就任する。同社は両名による代表2名体制で運用していくとしている。新CEOの辻氏は金融出身で、2018年8月より同社コンプライアンス部長、2019年1月より同社取締役を担っていた人物だ。

BTCボックスは5月23日付けで親会社引受による資本増資を実施した。2億円を増資し、増資後の資本額は5億7014万円(うち資本金勘定3億4257万円)となる。同交換所は2018年6月22日に金融庁から業務改善命令を受け、現在も経営管理と業務管理に関わる態勢の整備を進めている。今回の増資は、財政状態を安定させることで、業務改善への取り組みを継続していくためのものとしている。

お詫びと訂正: 記事初出時、辻治俊氏がBTCボックスの取締役に就任した時期に関する記述に誤りがございました。お詫びして訂正させていただきます。