仮想通貨(暗号資産)ニュース

Aerial Partners、仮想通貨損益計算ソフト「Gtax」エンタープライズ版を提供開始

ブロックチェーン企業の複雑な取引管理・経理業務フローを自動化

Aerial Partners(エアリアル・パートナーズ)は9月20日、同社が提供する仮想通貨損益計算クラウドソフト「Gtax」について、エンタープライズ版の提供を開始した。仮想通貨交換所やブロックチェーンゲーム開発会社など、ブロックチェーン関連のサービスを提供する企業向けの製品となる。同社が「Gtax法人・個人事業主版」で提供している財務や会計の補助に加えて、トランザクションの管理機能を追加した上位仕様に位置づけられる。

Gtaxエンタープライズ版は、同社のサービス「Gtax法人・個人事業主版」で自動化することができない企業ごとに異なる複雑な社内の取引データ管理・経理業務フローについて、専用にカスタマイズした機能を追加することができるプランとなる。各企業のトランザクション管理、損益・残高管理、仕訳伝票管理等を自動化することができる。

サービスの提供に際し、Aerial Partnersでは仮想通貨の会計・税務に精通する専門家が企業ごとにヒアリングをし、管理フローの効率化について詳細な提案を行う。ヒアリング後は、Gtaxエンタープライズ版の複数ある管理モジュールの中から、各企業の業務フローに沿った機能を追加し、カスタマイズを行っていく。それによって、社内の会計システムにかかる開発工数を抑えながら、スムーズな導入が可能になるという。