米下院金融委、FacebookザッカーバーグCEOを公聴会に召喚

Facebookマーク・ザッカーバーグCEO＝2019年9月19日撮影（Image: Aaron-Schwartz / Shutterstock.com）

米下院金融サービス委員会のMaxine Waters（マキシン・ウォーターズ）委員長は10月9日、Facebookのマーク・ザッカーバーグ（Mark Zuckerberg）CEOを公聴会に召喚することを発表した。同社は7月にも上下両院の公聴会に召喚されたが、同社の仮想通貨関連でザッカーバーグ氏が証言するのは初めて。日本時間10月23日23時から行われる公聴会で、Facebookの事業が同国の金融サービスと住宅セクターに与える影響について喚問する。公聴会の様子は生中継される予定だ。

米下院は7月に、Facebookの子会社で仮想通貨リブラ（Libra）プロジェクトに関わるカリブラ（Calibra）のデビッド・マーカス（David Marcus）CEOを公聴会に召喚していた。その後も同社に対する監視を続けるとし、8月には大規模なテック企業による金融サービス禁止の法案を提出するなど、けん制を続けている。