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「仮想通貨リブラの開発中断要請」の米下院金融委員会、Facebookを公聴会に召喚へ

消費者・投資家や米国金融制度におよぼす影響を検討。上院・下院と2日続けての証言要請

写真は2019年プレジデントデー演説時のマキシン・ウォーターズ議員(Image: Karl_Sonnenberg / Shutterstock.com)

Facebookが発表した仮想通貨Libra(リブラ)の影響を懸念する米下院金融委員会は、7月17日(日本時間、以下同)に公聴会を開催する。米下院金融委員長である民主党のマキシン・ウォーターズ議員が6月25日に明らかにしたもの。この発表に先立つ6月19日にウォーターズ議員はFacebookに対し、議会と規制当局が審査を終えるまでLibraの開発を中断するように要請している。

米議会による仮想通貨Libra問題に絡むFacebookへの公聴会は、米上院銀行委員会が7月16日23時から「データプライバシーに関する懸念事項の検討」、米下院金融委員会が翌17日23時から「消費者や投資家、米国金融制度におよぼす影響の検討」を議題に2日続けて開催される。記事執筆時点では参考人は明らかではないが、マーク・ザッカーバーグCEOまたはブロックチェーン事業を統括するデービッド・マーカス氏が召喚されるものと思われる。

Libraを巡ってはFacebookによる正式発表後、米国下院金融委員会から開発中断の要請が行われ、上院銀行委員会より同社の公聴会召喚が決定し、米連邦準備制度理事会(FRB)が有用性認めるも慎重な姿勢を示すなど、政府機関が次々と懸念を示している。