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Cryptoeconomics Lab社、日本初イーサリアム財団のエコシステム助成金に採択

Ethereumの少額決済向けプラズマ技術の開発を評価

ブロックチェーン技術の研究開発を行うCryptoeconomics Lab社は10月18日、イーサリアム財団(Ethereum Foundation)が運営する開発助成金プログラム「Ecosystem Support Program」に、同社のプロジェクト「Plasma Chamber」が採択されたことを発表した。Ethereumで少額決済などを実現するセカンドレイヤー技術「プラズマ」(Plasma)への貢献が認められたという。

イーサリアム財団が運営する助成金プログラムへの日本企業の採択は、今回が初めて。先んじて「Ethereum Foundation Grants Program」への採択を発表していたLayerXと同時に選ばれたとのこと。

Cryptoeconomics Lab社が開発するPlasma Chamberは、8月にTezos財団からも評価され、資金提供を受けていた。同プロジェクトは、プラズマを使ったアプリケーション実装を簡易化するフレームワーク。単純な送金だけでなく、分散型取引所(DEX)や少額決済、ゲームなどの複雑なアプリケーションにも対応するという。