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処方箋にひも付く個人情報・診療録・薬歴等をブロックチェーンで管理

テックビューロHDとHealthCareGate、医療ソリューション「楽医」を開発開始

テックビューロホールディングス(テックビューロHD)とHealthCareGateは11月7日、同社の自社プライベートブロックチェーン製品「mijin Catapult (v.2)」を活用したオンライン医療ソリューション構築に向けた共同開発プロジェクトを開始した。新ソリューションにより、処方箋にひも付く個人情報の保護や診療録管理、薬歴管理など、医師、薬剤師の技術向上・働く環境改善に寄与していく。

HealthCareGateは、医療の見える化、患者と医療従事者双方の負担軽減、医療従事者の働く環境改革を目的としたオンライン医療ソリューション「楽医」開発プロジェクトを発足した。テックビューロHDは同プロジェクトに参画し、管理情報より慢性期疾患を患う患者の2次予防サポートや複数科を受診する患者の多剤重複服用や残薬問題などの課題解決に取り組み、医療費削減、国民の健康増進を目標とする。

同プロジェクトでは、第1弾として、まずはオンライン診療分野における新ソリューション「楽医」を提供し、受診から薬の受け取りまでの一連の流れをタブレット端末等でサポートする計画を掲げる。ブロックチェーンの特性を活かし、診療録管理、薬歴管理、医薬品の流通経路、残薬確認、薬剤師による服薬指導実績等を記録管理し、過剰な処方や重複投与等を防いでいく。

「楽医」を活用し治療の継続を“楽”にすることで、様々な理由で通院しづらかった患者の病気を放置することのない環境作りを目指す。

プロジェクト概要図
楽医アプリ画面イメージ