仮想通貨(暗号資産)ニュース

MakerDAO、ステーブルコインDAIの総発行量1億ドルを達成

18日に新型DAIを実装。現行のDAIはSAIへ改名

新型DAI=DAI、現行DAI=SAI(発表資料より引用)

Ethereumを活用した分散型金融(DeFi)プロジェクトMakerDAOは11月7日、ステーブルコインDAIの総発行量が1億ドル相当に達したことを、同社の公式Twitterを通じて発表した。Marc-André Dumas氏(@marcandu)が作成したDAIの状況を報告するツイートBOT(@MakerDaiBot)によると、日本時間7日早朝の記録だ。DAIの総発行量は、発行(ミント)と償却(バーン)を通じて増減する。

ステーブルコインDAIは、ETHを担保に、スマートコントラクトを用いた金融取引で1DAI=1米ドルの価値の平衡を実現する。MakerDAOは、18日にETH以外のトークンを担保として利用可能にした複数担保型DAI(MCD)を実装する予定だ。MCDの実装以降、DAIの名称は新型DAIを指すものになる。既存のDAIは、SAI(Single Collateral DAI)という名称に置き換えられることが明らかとなっている。