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コインチェック、蓮尾聡氏が新社長に就任

トレードステーションからの異動。創業者の和田晃一良氏は取締役と副社長を兼任

コインチェックは11月22日、経営体制の変更を発表した。マネックスグループによる子会社化以降、コインチェックの代表取締役を務めた勝屋敏彦氏が退任し、新たな代表取締役社長として蓮尾聡氏が就任する。また、9月に同社副社長に就任した和田晃一良氏は、同職に加えて取締役に就く。

コインチェックの代表取締役社長執行役員に就任した蓮尾氏は、マネックス証券の取締役常務執行役員などの経歴を持ち、現職の前にはマネックスグループ傘下のトレードステーショングループ(TradeStation Group)で取締役を務めた。トレードステーションは米国で仮想通貨仲介業を展開しており、その立ち上げに携わってきた蓮尾氏は仮想通貨や証券取引といった分野に精通した人物と考えられる。

コインチェックは、今回の経営体制の変更により、事業拡大や新たな挑戦を行うため、意思決定や執行のスピードを重視していくとのこと。