仮想通貨(暗号資産)ニュース

JCBAにLayerXが加入。加盟企業は総勢120社に

11月はChainalysis・電縁ら計5社が準会員として新規加入

日本仮想通貨ビジネス協会(JCBA)は11月29日、ブロックチェーン開発のスタートアップ企業LayerXが、同協会に準会員として参加したことを発表した。JCBAには11月に入ってシステム開発の電縁、ブロックチェーン分析企業のChainalysisなどが加入しており、LayerXを含め計5社が新たに準会員となった。29日時点でのJCBAの加盟企業は、正会員33社、準会員83社、特別会員4社を合わせ、計120社だという。

LayerXは2018年8月に、GunosyとAnyPayの合弁会社として設立。ブロックチェーン技術に特化したコンサルティングや開発を主な事業とし、国内コミュニティへの知見の共有にも積極的なテック企業として知られる。直近では、Ethereum 2.0の研究で同社の研究開発チームが国内外から高く評価され、同社はEthereum財団が運営する助成金プログラムの対象企業に選定されている。

JCBAは、仮想通貨交換業者、銀行、証券会社、金融商品取引業者が加盟する団体。組織が国内において暗号資産ビジネスを開始するにあたり、テクノロジーやレギュレーション、商慣行などの面から、必要な情報の調査、研究、知見の集約、意見交換等を主な活動として行っている。今年度はビットバンク株式会社・代表取締役の廣末紀之氏が会長を務めている。