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米マネーグラム、Visa Directの個人間海外送金サービスを開始

スペインとフィリピンへの送金に対応。Visaデビット指定で直接送金

(Image: Sundry Photography / Shutterstock.com)

米リップルが出資する世界最大の送金会社の1つであるMoneyGram(マネーグラム)社は12月4日、Visaと共同でVisa DirectによるP2P型リアルタイム送金サービスの国際展開を発表した。リアルタイム決済プラットフォームVisa Directを介し、米国からVisaデビットカードへのリアルタイム海外送金ができる。すでにスペインとフィリピンでのサービスを開始している。

Visa Directは、Visaが持つ国際決済のネットワーク上で、リアルタイムの支払い機能を提供する。Visaの特定のカード口座への即時送金が可能だ。MoneyGramの場合、利用者はアプリまたはMoneyGram Webサイトを使用し、国境を越えてVisaブランドのデビットカードに資金を送金することができるという。

マネーグラムは、Visa Directよる海外送金を、今後数か月以内に他国でも展開していくとのこと。