米リップル、マネーグラム社へ総額5000万ドルの出資を完了

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世界最大の送金会社の1つであるMoneyGram（マネーグラム）社は11月25日、米リップルの同社に対する5000万ドルの出資契約が、2回目の投資となる2000万ドルの出資により完了したことを発表した。

米リップルは、マネーグラム社の新発行株式を1株あたり4.1ドルで購入。現在、マネーグラム社の発行済み普通株式の9.95％を所有し、無議決権ワラントを含む完全稀釈化ベースの株式を約15％を所有する。

この資金は、マネーグラム社の運営をサポートする。送金システムに米リップルの仮想通貨XRPを活用する国際送金システムODL（On-Demand Liquidity）の導入を発表したマネーグラム社は、すでに米国とメキシコ間の送金取引量の10％をODLにて処理している。また、先月フィリピンへの送金においてもODLを使用し始めたことを発表。ヨーロッパおよびオーストラリアへの展開についても報告をしている。

今回の資金調達により、送金取引量の拡大と他の地域における事業展開の加速化が期待される。