仮想通貨(暗号資産)ニュース

18億円超調達したイーサリアムのレイヤー2プロジェクト「SKALE」が日本展開

techtecと提携し技術文書を日本語化。国内の分散型アプリ開発を支援

仮想通貨・ブロックチェーンのオンライン学習サービス「PoL(ポル)」を運営するtechtec(テックテク)は2月18日、Ethereumのレイヤー2ソリューションを提供するSKALE社との協業を発表した。SKALE社が開発中のEthereum上で提供される分散型アプリ(DApps)開発支援ツールについて、日本展開を進める。

SKALE社は、「Elastic」(イラスティック)と呼ばれるEthereum互換のサイドチェーンを開発中で、メインネットのローンチに向けた準備を進めている。2019年10月には、リクルートやConsenSys Labsを引受先に、1710万ドル(18億7500万円相当)の資金調達を行った。

サイドチェーン技術は、メインチェーンが抱えるトランザクションの遅滞や手数料といった問題点を解消するもので、「Elastic」もその利点を提供する。DApps開発者は、ブロックチェーンの特性をより大きく活用した設計が可能となり、DApps開発の活性化が期待できる。

テックテクCEOの田上智裕氏によると、「Elastic」の最たる特長はUXにあるという。開発者側で、DAppsの規模に応じて、ストレージ容量やノード台数といった使用するサイドチェーンのリソースを選択することが可能なのだ。このサイドチェーンを、SaaSのように貸し出す方式でのサービス提供が有力視され、投資家たちの注目を集めているという。

今回の協業により、テックテクはSKALEの日本展開をローカライズの面からサポートする。すでにSKALEの公式サイトは一部が日本語化されているが、今後ホワイトペーパーやブログ、テクニカルドキュメントなどを日本語でも提供していくとのこと。

また、2月20日にはSKALE社CEOのJack O'Holleran氏が来日する。氏はgumi Cryptos主催のミートアップイベント「ConsenSys meet up presented by gumi Cryptos :イーサリアムにおける分散型金融(DeFi) と スケーラビリティソリューション」にて、同社が開発を進めるスケーラビリティソリューションについて講演する。イベントは参加費無料、東京都のgumi本社にて開催される予定だ。