仮想通貨(暗号資産)ニュース

PoL、分散型取引所に関するオンライン学習カリキュラムを10月末提供

Kyber Networkと協業し共同制作。DEX・クロスチェーンなどプロトコルレイヤーを学べる

仮想通貨・ブロックチェーンのオンライン学習サービス「PoL(ポル)」を運営するtechtec(テックテク)は10月3日、Kyber Netowork(カイバーネットワーク、以下カイバー)との協業を発表した。テックテクは、カイバーのチームと共同でブロックチェーンのプロトコルレイヤーの学習カリキュラムを制作するという。「流動性を確保した分散型取引所(DEX)の仕組み」や「クロスチェーンとは何か」などを学べる内容で、10月末に公開予定とのこと。

カイバーは、分散型アプリケーション(DApps)に、異なる仮想通貨・トークンの交換機能を実装するオンチェーン技術で、DEXサービスのKyberSwapや、分散型金融(DeFi)のFulcrum、InstaDAppといったサービスを提供する。また、仮想通貨KNCを発行している。

テックテクは9月にMakerDAOとの協業を発表していたが、今回のカイバーとの協業はMakerからの紹介で実現したという。両プロジェクトは関連性が高い。カイバーのプロジェクトの多くはMakerと連携しており、前述のDEXやDeFiではMakerのステーブルコインDAIに対応している。

カイバーはハッカソンやカンファレンスなどのイベント開催に積極的に開催・協力しており、国内のブロックチェーンイベントでも、協賛企業としてロゴを見かける機会が少なくない。直近では10月5日から開催するDevconにて、カイバーのロイ・ルー(Loi Luu)CEOが登壇する予定だ。